「マイル?なんか聞いたことあるけど、よく分からん」
「日本・アメリカの往復チケットがもらえる?5人分?お前騙されてるんじゃないの?」
陸マイラーを始める前の私は、とある悪友の話を聞いてこんな感じで返事をしました。2021年、仕事でアメリカ駐在中のことです。
こんなうまい話があるはずない、お前ミリオンゴッド(シュレッダーくらいの速さで千円札を吸い込む地獄みたいなパチスロ機)の次はそんな詐欺みたいなので散財する気か、と。
ところが、ネットを調べると、知らないことがいっぱい検索に出てきます。
・マイルで家族旅行を楽しむ人
・マイルでファーストクラスに乗る人
・陸マイラーという単語
「何だよアイツら(飛行機でビジネスクラスのシートに座っているお金持ちの方々)リアル金持ちじゃねーじゃん」
貧乏根性丸出しの勘違いをしながら謎の安心感に包まれつつ、色々なブログを読み進めました。
・マイルを貯めると本当に航空券がタダでもらえる(燃油サーチャージのことはよくわかってない)
・クレジットカードを作り、決まった金額を使うと入会ボーナスポイントがもらえる
・ポイントをマイルに変換できる
・マイルを特典航空券というものに変えらえる
おお、何だか本当らしい。友よ疑ってごめん、だけどお前の普段の行いのせいだぞ。
これは1回やってみる価値があるかな?「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」ってアントニオ猪木も言っていたしな。
なお、アントニオ猪木氏が多用されていますが、何が言いたいかというと、マイル=アントニオ猪木くらい熱いということです。
マイルがあれば何でもできる!成功体験で味を占める。
日米往復はどうやらANAなら300,000マイルくらいでできるらしい。
クレジットカードは、アメックスゴールドかプラチナを3枚くらい作れば良いらしい。マジかよクレジットカードに年会費払うのかよ。
6ヶ月で100万円使うとポイント付与、とか課金させられるらしい。
・・・カードさえ作れればイケるじゃないですかー!ダーーーッ!!
この頃、コロナで日本中がまだ大変だった頃でした(欧米は緩んできてましたが)。
すでに日米往復の航空券が200万円以上/5人まで跳ね上がっており、海外旅行なんて夢のまた夢でした。
それでも、コロナが明けたら絶対に海外に行きたい。
このような苦境の中、前述の悪友の一言がきっかけで陸マイラーになりました。
猛烈に入り用だった時期でもあり、必死のクレカ使用により1年間くらいでポイントが貯まりました。
飛行機が比較的空いていた時期だったので、マイル+確か40万円くらいのサーチャージだけで家族での日米往復ができました!
これが成功体験となり、「マイルがあれば何でもできる!」と感じました。
コロナが明け、群雄割拠の時代へ
さて、コロナが明けてから、群雄割拠の戦国時代、私達家族の長い旅路が始まりました。
私も家族も、いろんな国に行ってみたくなりました。世間の皆様と同様です、リベンジ消費なるやつです。
さて、ここでいろんな疑問・問題が浮かびます。
・中高生3人がいる5人家族におすすめの旅行先は?何マイル必要?
・今からでも持てる、入会ボーナスの高いカードは?
・5人分の特典航空券取れるかな?
・ポイント以外の手出しはいくら必要かな?燃油サーチャージはどうする?
この中で、特に固有の問題だったのは、「5人分の特典航空券取れるかな?」です。
陸マイラーとして、本格始動開始です。
マイルを稼ぐのも使うのも5人家族は本当に大変
まず、めっちゃマイルを稼ぐ必要があります。
1回の旅行当たり、70,000マイル × 5人=350,000マイル とか。
数多あるクレジットカードを検索。これとこれとこれとこのカードのポイントがあれば行けるか…?でも1年は厳しいかな。そんな短期間で審査通るかなー。
奥さんは専業主婦だし、自分名義のカードだけでどれだけポイント稼げるかな・・・
よし、とりあえず貯まったと仮定して、行き先を調べてみよう・・カナダ!オーロラ!
1年後の夏休みで、大人3人、こども2人で検索ぅ〜!!

マジかー、空席なし!まあしょうがないか、夏休みのカナダだし。
一応人数変えて調べてみるか・・・。
4人・・・なし!
3人・・・あった!!

じゃあお留守番組をじゃんけんで決めよう!フェアに行こうぜみんな!
とはなりません、間違ってもなりません。
1〜3席ならある。4席もギリギリあることが多い。
でも、5席はなかなかないんです。
パリも、ロンドンも同じ感じでダメだったことがあります。時期や航空会社次第でしょうか。
(ANAの355日前、朝9時の予約でもダメでした)
航空会社や路線によっては、特典航空券用にそもそも5席も解放されてないようです。
家族5人でマイル旅行をしようとすると、必要マイル数を貯めることとともに、
「そもそも5人分の特典航空券を同じ便で取れるのか?」
という壁があります。この壁のせいで行きたい国に行けないこともあります。
特典航空券数を公開している航空会社もあります。
FINNAIR(フィンランド航空)では、「エコノミーは最少4席はあります」と案内しています。

こんな感じで、陸マイラーの5人家族が行ける国は限られます、これは仕方ない。
でも、諦めるのは手を尽くしてからでも遅くはないです。
ちなみにいろいろ調べたところ、バンクーバーはオープンジョーを使って行きだけトロント着にしてカナダ国内便を使うと、それほどの手出しの追加なく行けます、あー良かった。
この辺りはまた別記事で後日詳しく書きます。
地獄の燃油サーチャージ問題

こちらはANAの2026年9・10月発券分の燃油サーチャージです。ちなみに、片道です(失禁)。JALはちょっと安いですが、まあプロレスで言えば蝶野と武藤と橋本の差くらいです。つまりいずれにしても平民には太刀打ちできない価格ということです。
「冗談はよし子ちゃんだぜ」と思った方・・・これでも7・8月よりは安くなりました(失禁2回目)!
もはや特典航空券のお得さが何も意味をなさないレベルです。夢を描いてあんなに頑張ってマイル貯めたのに。
そんな時は、提携会社特典航空券です。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドというグローバルネットワークに属しています。
プロレスで言えば新日と全日とノアと・・・
やめましょう。例えばANAは、ユナイテッド航空やシンガポール航空などと提携しており、コードシェア便を使ってギブアンドテイクしているわけです。
ところがどっこい、燃油サーチャージは会社によって違うんです。
しかも、結構違うんです。同じ提携会社なのに。
ANAやJALは鬼高いです。欧米の会社も鬼高いです。
シンガポール航空、カタール航空、中華航空なんかは大変良心的なお値段です、庶民の味方がまさか外資系にいたとは!
余計に乗り換えが必要になったりすることはありますけど、「直行便じゃなくても全然OK!乗り換え大好き!贅沢は敵!」という5人家族はぜひこちらをチェックしましょう。
ANAの場合、特典航空券予約の提携航空会社特典航空券から行ってください。
ナイスなチケットがない時ももちろんたくさんあります。でも試してみるしか選択肢はありません。
こちらもまた別記事で後日詳しく書きます。

航空券以外も高過ぎる問題
先日「海のリゾートもいいなあ。次は南国行くか!」と、調子こいて特典航空券を見ていたわけです。燃油サーチャージもろくに払えない貧乏世帯のくせに。
私:あれ、モルディブ安いぞ!来年行けちゃう?
息子:ホント?海超キレイじゃん!海の上のホテル泊まりたい!!
190,000マイル+230,900円・・・イケる!!

モルディブが23万円ですよ?遠い南国がお盆の東京ー沖縄くらい!
さて、ではホテルも見てみますか、はっはっは。
てか、いまいちどんなところかわからないからchatGPTに聞いてみよう、はっはっは。

私:・・・なんか寒気がするな。そういえば死んだばあちゃんが言ってたな、「冷えは万病の元」って。湯たんぽ作って寝るか。
息子:そう言えばオレ海嫌いだった気がしてきた。ラジオ体操行ってくる。
ああ良かった、事前に気づいて。ありがとうチャピ神様。父の威厳は失ったけど。
そうなんです、リゾートは航空券以外が異常に高いところがあるんです。
・ほとんどのヴィラには1部屋に5人は泊まれない
・現地空港からホテルまでの移動手段が異常に高い(25〜50万円とか)
・アクティビティも食事代も異常に高い
航空券はあくまで移動手段なんですよ。離島のリゾートはそこからが地獄です(お金があれば天国です)。
逆に、イタリアなんかは観光名所の入館料などがそれほど高くなく(というか未成年がすごい安いor無料)、電車なども納得のお値段で、日本国内と同じような感覚で周れます。
こういうことはキラキラブログやキラキラXには書いてないですよね、みたことない。「騙された、ファッキン!」みたいな。
現状での旅行先の探し方
今のところ、旅行先を探すときはこんな順番で考えています。
① まず行きたい国を考える。(超楽しい)
② まずANA・JALで5席取れるかを見る。(1/2くらいの確率で諦める)
③ 次に必要マイル数を見る。(これは努力で解決可能)
④ 燃油サーチャージ・税金を見る。(さらに1/2くらいで諦める)
⑤ 提携航空会社で②〜④を再確認
⑥ホテルや他諸費用をchatGPTにご相談
②〜⑤についてChatGPTはちゃんと答えてくれません、自分で汗をかいて調べる必要があります。
終わりに
マイル貯めるだけでも大変なのに、なんでこんな苦労しなきゃならんのだと思うこともあります。
でも、1回うまく行って海外旅行に行ければ、その後は楽しんでできるようになります(誰がみるかも分からんブログまで立ち上げる程に中毒性があります…)。
今後、
・実際に5人で特典航空券を検索してみた結果
・5席取りやすそうな行き先や航空会社
などの航空券情報をもう少し詳しく、実際に画像で示しながらご紹介していきます。
他にも、マイル・ポイントの貯め方、クレカ情報や、ポイ活情報(FX案件やってみた、など)など、一般の初心者の方が理解しやすいよう、真似しやすいよう心がけて進めていきます。
逆に、あまり専門的なことまではご紹介しません、それは詳しい方にお任せします。
なにせ、普通の5人家族の父親なので。
5人分は高過ぎる!マイルで目指す5人家族の海外旅行!をもっと見る
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